40代になって、これまでと同じ食事をしていても太りやすくなった気がする。
年齢のせいだから仕方ないのかなと思いつつも、まだまだ諦めたくないですよね。
運動をするためにどこかへ通うのが難しい場合、
気軽に始めやすくて変化を実感しやすいランニングがおすすめです。
運動経験がなかった私も走り始めて10年になりますが、10年前のジーンズがまだ履けています。
今回は、40代女性にとっての
- ランニングのダイエット効果
- メンタルへの効果
を紹介します。
ランニングのある生活で、運動不足解消、体重キープ、ストレス解消、そして自己肯定感まで手に入れられますよ。
ランニングのダイエット効果はどんなものか
体型や体重は気になるけど、食べるのは大好き。
でも加齢に伴う代謝の悪さみたいなものも気がかり。
このまま好きに食べていたら、そりゃ太るよな・・・。
そんな時に、運動しなくちゃ!って思いますよね。
消費カロリーが分かりやすい
ランニングなら消費カロリー計算がとっても簡単なので、励みになるんです。
こんなシンプルな式で計算できますよ。
体重(__)kg × 走った距離(__)km = 消費カロリー(__)kcal
たとえば、体重50kgの人が5km走ったら、250キロカロリー消費するということ。
ご飯をお茶碗1膳分(150g)が、約240キロカロリーなので、ほぼ同じですね。
速さは関係ないので、歩いている人に追い越されるくらいゆっくりでも大丈夫。
とはいえ、慣れていないうちからいきなり5km走ったら故障する可能性があるので、少しづつ進めていきましょうね。
運動不足解消と体重コントロールができる
本格的に減量したかったら食事と運動の両方を管理した方がいいですが、いきなり両方始めるのも大変ですよね。
まずは手をつけていない方から始めるという意味で、ランニングで運動不足解消を目指してみましょう。
食事量がこれまでと同じなら、運動した分だけカロリー消費。
食べ過ぎてしまったなー、と思ったら翌日に少し走る時間を増やすなど、運動量を調整しやすいのもランニングのよいところ。
加齢に伴うちょっと太ってきた状態くらいでしたら、走ることでこれまで通りの体重キープくらいはできますよ。
ランニングで疲れにくい体を手に入れよう
体がスッキリすると、毎日が快適に過ごせますよね。
肩こり軽減にも効くランニング
肩こりなどで、マッサージや整体に通う人も多いですが、その時間をランニングに充てるのもおすすめ。
走るのは脚の運動だと思われがちですが、全身運動です。
上半身の姿勢と腕振りを意識すれば、肩こりもスッキリしますよ。
最初のうちは細かいことは気にせずに、まずは「走ること」を始めれば十分です。
一日の疲労を取り除くランニング
ランニングを続けることで、足腰を鍛えて加齢に
伴う衰えに備えることもできますが、その日の疲れをとるためにも走ることは役立ちます。
特に一日中デスクワークで座りっぱなしの人は、脳と体の疲労具合のバランスが取れていないはず。
頭ばかり疲れて、体は鈍っている感じがしますよね。
私も平日はデスクワークなので、全く同じように感じています。
そうなんです。
仕事で疲れていると思うのですが、疲れの原因のひとつは体を動かしていなくて固まっていること。
一日の仕事や家事が終わった後にのんびりと走ると、かえってスッキリ疲れが取れた感じががするのです。
走り始めてわずか3回目の知人が、一緒に走り終えた後に「疲れが取れた!」と言っていて、ビックリしたことがあります。笑
しかもほどよい運動でもあるので、夜の寝つきもよくぐっすり眠れるとのこと。
そういえば、私もランニングを始めてから、寝つきはよいです。
布団に入ってたいてい5分以内には眠れています。
疲れにくくなると風邪を引きにくくなる
風邪を全く引かないというわけではないのですが、ひきかけても熱が出る前には治ります。
個人的な感覚ですが、ランニングを続けることで体力が付いた効果なのかなと思います。
ランニングは心にも効く
ランニングのダイエット的メリットとしては、体への効果はもちろんですが、心のデトックス的効果も見逃せないです。
走ると気持ちがスッキリする
今日は気分が乗らないからランニングはお休みしようかな・・・と思ったら、ちょっと待って。
本当に無理だと思う時はお休みで大丈夫。
でも、気分的に少し落ち気味かモヤモヤしているくらいなら、むしろ走った方がいいかもしれません。
本当に不思議なのですが、走っているうちに、気持ちが安定してくるのです。
- 走っているうちに無心になれる
- 走りながら聞いている音楽に集中している
- 走るリズムに集中して余計なことを考えなくて済む
こんなことがあって、走り終えると、たいていは「今日走ってよかった」と思えます。
不思議なんですけどね。笑
そして、「今日走った」という事実が、達成感になり、自分への励みになります。
朝ならば、よい一日のスタートが切れますね。
夜ならば、その日よくないことがあったとしても、ハッピーエンド(笑)で終えられる。
こういったランニングを続けていくことで、「自分でもできる・できた!」という経験を増やすことに。
経験の積み重ねが、自己肯定感につながっていきますよ。
マラソン大会参加もおすすめ
もし興味が湧けば、マラソン大会へ参加するのもおすすめ。
ダイエットの目標は体重に向きがちですが、これをマラソン大会の完走にしてみるのです。
目標を立てる時、いつまでに何キロ減量、とか決めますよね?
その代わりに、大会なら日程と距離が決まっていますから、自分で迷う必要もなし。
大会本番へ向けて、少しづつ走っていくうちに、体も引き締まり、大会本番のゴールでさらに達成感は何倍にも大きくなりますよ。
もちろん走った後のビールも格別の味になります。笑
運動苦手だからこそできるランニングの始め方
かつて運動していた人やスポーツが得意だった人は、若かりし頃の自分の体の動きの記憶があります。
これくらいはできるだろう、楽勝だろうと。
でも、40代になると、体もかつての思い通りには動いてくれません。
一方で、運動経験がなかったりとにかく苦手な私たちにとっては、その余計な記憶がない分、ランニングを始めやすいのです。
私もそうですが、運動会のかけっこビリだった人でランニングをしている人って本当に多い。
もちろん若い頃から走っている人もいますが、ランニングは大人のスポーツだなと思います。
なんと、何歳から始めても10年は記録が伸びる、という説も。
私も10年前より今の方が大会の記録はいいです。
10年歳をとっているのに、不思議なことだなと感じますが、続けることで少しは工夫するようになるからかなと思っています^^;
いつでもどこでも走れる
ランニングには特別な場所がいらないので、思い立ったらいつでもどこでも走ることができます。
ジムの混雑時間とか、スクールの予約とか、ランニングなら心配なし。
毎回定番コースを走るもよし、飽きれば別の場所を走るもよし。
ひとりでできるのも自由度が高いですね。
最低限の投資で始められる
ランニングを始めるには、ランニングシューズとウェアがあれば十分。
怪我防止のためにも、ランニングシューズだけは入手したいですが、最新モデルでなくても大丈夫です。
私も最初は型落ちのセールになっているシューズから始めました。
ウェアは、一般的なスポーツウェアなら大丈夫。
ポリエステル製の吸湿速乾タイプの生地のものを選んでください。
コットンのシャツは汗を吸っても乾かず重たくなり、風邪の原因にもなりかねないので、着ないように・・・コレ私の失敗談です(涙)
スポーツショップでなくても、ユニクロ、GU、無印良品にもありますよ。
帽子、サングラス、時計もあるに越したことはないですが、こだわるとキリがないです。
ランニングにはまってきたな、と思ったら検討してもいいですね。
まずは、靴と着るものがあれば、一度ゆっくり走ることをしてみてくださいね。
続けるためのポイント
ランニングは毎日走る必要はないです。
続けるといっても、週に2〜3回でも十分「続けている」と言えますよ。
それでも習慣として規則的に取り組みたいのでしたら、走るタイミングを決めた方がやりやすいです。
朝か夜なら、朝の方が一日のリズムが作りやすいと思いますが、自分で取り入れやすい時間帯で大丈夫。
また、ガチガチ過ぎず柔軟なマイルールを作っておくのもよいですね。
気乗りしない時は、休んでもいい
走りたくなければウォーキングでもいいから出かける
決めた時間や距離の途中でやめてもいい
週1回以上で、10回走ればもう立派なランナーの仲間入りですよ!
精神論よりもゆっくり走ってアンチエイジングしよう
40代女性って体力にも体調にも色々な変化を感じますよね。
これまでなら気合と根性で乗り切れたことも、もう無理!と思うことも。
でも、まだ加齢の衰えのせいにして放置してしまうのはもったいない。
- 簡単カロリー計算で体重コントロール
- マッサージ要らずで肩こり解消
- 疲労回復
- 自己肯定感アップ
- 達成感
ランニングで足腰を鍛えつつ、ランニングのメリットを大いに活かして快適に過ごしましょう。
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