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最高齢マラソンランナー完走記録は?男性女性夫婦のギネス記録、日本記録、100歳超えも?

段を登っていくランナー 知りたい
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世界や日本の最高齢のマラソンランナー、完走者の記録はどれくらいなのでしょうか?

ギネス記録に掲載されているのはもちろん、記録されていないタイムもあります。

今回は最高齢のマラソンランナー、年齢、タイムについて

  • ギネス記録
  • 日本の記録
  • その他

を調べてみました。

高齢者男性・女性・夫婦の驚きのマラソン記録について知りたい人は、ぜひ読んでいってくださいね。

最高齢マラソンランナーの記録は?ギネス記録

世界最高齢のマラソンランナーの記録は、ギネス記録として登録されています。

この記事を書いている2023年11月9日現在、ギネスのホームページでチェックできた記録を紹介しますね。

男性の世界最高齢フルマラソン完走ギネス記録

男性の最高齢フルマラソン完走記録としてギネスブックに掲載されているのは、98歳で7時間33分です。

■Oldest person to complete a marathon (male)

ギリシャのDimitrion Yordanidisさんの記録です。

1976年10月10日に、ギリシャのアテネで達成されています。

ギリシャには毎年11月に開催されているアテネクラシックマラソンがありますが、こちらのサイトによると1999年以前は10月開催だったようなので、1976年もおそらく10月開催だったと思われます。

なのでこの記録が打ち立てられたコースがアテネクラシックマラソンだとすると、年齢も98歳でとんでもないのですが、コースの難易度からもとてつもない記録だと言えます。

10km地点と31km地点の上り坂は、難易度が超高いことで知られていますからね。

世界記録が2時間0分台の現在において、このコースの最高記録は2時間10分37秒です。

難しすぎるので記録を狙うランナーがなかなか走らない、という事情もあるとは思いますが…。

少々脱線しましたが、最高齢でフルマラソンを完走した記録としては、当時98歳のギリシャ人男性で7時間33分です。

場所はアテネクラシックマラソンのコースの可能性が高く、だとすると本当に超びっくりです!!

女性の世界最高齢フルマラソン完走ギネス記録

女性の最高齢フルマラソン完走記録としてギネスブックに掲載されているのは、92歳194日で11時間19分49秒です。

■Oldest person to complete a marathon (female)

こちらはアメリカのMathea Allansmithさんの記録です。

2022年12月11日のホノルルマラソンで達成されています。

おお、こちらはずいぶん新しいですねー!

ホノルルマラソンは日本人も大勢参加する大会としても知られています。

かつてはランナー全体の3分の2が日本からだったという話も聞いたことがあります。

人気の秘訣は、ハワイ自体の人気と、制限時間がないマラソン大会であること。

多くのフルマラソン大会は制限時間があって、長くても7時間〜8時間です。

なので、ホノルルマラソンからは今後も最高齢フルマラソン完走記録が生まれる可能性は十分ありますね。

早速今年2023年の12月に更新されたりして!?

注目ですね!

ちなみにコースは、アテネクラシックマラソンほどではありませんが、アップダウンはありますし決して簡単なコースではないです。

女性の92歳もやはり想像を超える素晴らしい記録だと思います・・・!

夫婦での世界最高齢フルマラソン完走ギネス記録

男性、女性ときたら、お次は夫婦。

夫婦合計年齢での世界最高齢フルマラソン完走のギネス記録もあるんですよ。

しかも、日本人です。

2019年11月17日に、神戸マラソンで記録を打ち立てたのはこちらのお二方。

  • 夫:内田昌詞(うちだまさつぐ)さん 86歳289日
  • 妻:内田良子(うちだりょうこ)さん 83歳106日

2人合計の年齢は、170歳30日です。

■Oldest married couple to run a marathon – aggregate age

タイム(いずれもネットタイム)は昌詞さんが6時間18分29秒、良子さんが6時間12分31秒。

■神戸マラソン2019大会記録

ご主人が3歳年上とはいえ、、、奥様の方がおよそ6分も速いとは!!

もうこの記事を書きながらびっくりしっぱなしです(笑)

内田ご夫妻はイベントにもひっぱりだこ。

東京オリンピック2020の聖火ランナーで走られています。

直近は2023年7月12日に、オリックス対ロッテ戦の「なにわのHERO&HEROINE特別始球式」にお二人揃って登板。

準硬式野球の経験がある内田昌詞さんは、マウンドまでノーバウンドで投げられなかったことを悔しがられています。

鉄人ご夫婦もランニングを始めたのは70歳を過ぎてからなんですって。

それまでの体力も関係しているでしょうけれど、70歳から始めて10年以上たってもフルマラソンが完走できるとは、素晴らしいですし幸せなことですよね!

最高齢マラソンランナーの記録は?日本の記録

さて、次は日本国内の最高齢フルマラソンの記録をチェックしてみましょう。

こちらは、月刊ランナーズ2023年7月号別冊付録で確認できますが、おおまかな内容とさせてくださいね。

対象は2022年4月1日から2023年3月31日までの間に、日本国内のマラソン大会で完走されたランナーの記録です。

男性

89歳の男性が2名いらっしゃいます。

タイムは5時間台と6時間台です。

女性

88歳の女性が最高齢で、記録は6時間台です。

ちなみに87歳と85歳にも1名ずついらっしゃいます。

近いうちにギネス記録も男女共に日本人になるんじゃないかと思ってしまいます。

そうなれば、なんと名誉なことでしょうか。

最高齢マラソンランナーのギネスに日程されていない記録は

最高齢マラソンランナーとして、ギネスの公式記録とはされていないのですが、100歳超えの伝説のようなランナーもいます。

インド人の、ファウジャ・シンさんとダラム・パル・シンさんです。

2名も、しかもお二方ともインド出身なんですね。

ファウジャ・シン(Fauja Singh)

ファウジャ・シンさんは、100歳でフルマラソン完走を目標にされていて達成されたとのこと。

カナダのトロントウォーターフロントマラソンのフィニッシュシーンが動画で残っています。

記録は、8時間25分17秒。

大勢の人に囲まれて歩いてゴールし、完走メダルをかけてもらっていますね。

ただし、この記録はギネスには認定されていないです。

理由は、出生証明書がないからとのこと。

100年前にはそもそもインドで出生証明書が発行されていなかった、という背景もあるようですが。

ファウジャ・シンさんの偉業は、なんと絵本になっています。

『100歳ランナーの物語 夢をあきらめなかったファウジャ』として、日本語にも翻訳されています。

その後101歳でランナーとしては引退宣言されていますが、日常生活では走り続けているそうです。

ランナー時代はイギリスに移住していたそうですが、引退後はインドに戻ったとのことです。

想いを持って走り続けているエピソードは、絵本でも大人も感動しそうですね。。

ダラム・パル・シン(Dharam Pal Singh)

さらに驚きなのは、ダラム・パル・シンさん。

2017年には当時119歳の超高齢ランナーとしてドキュメンタリー映画が制作されています。

日本で開催されたアジアマスターズにもエントリーされていたんですよ。

ただし、ダラム・パル・シンさんもファウジャ・シンさんと同じく、年齢証明については難しい状況のようです。

こちらの動画は100万回以上再生されていて、世間の関心の高さがわかります。

みなさんの興味関心は、やはり年齢でしょうか。

▼詳しくはこちらに書いています▼
インド人119歳マラソンランナーダラム・パル・シン年齢は本当?健康長寿の秘訣・映画もチェック

まとめ

世界や日本の最高齢のマラソンランナー、完走者の記録についてご紹介してきました。

ギネス記録、日本の記録、そして公式ではないけれど100歳以上のインド人ランナーの記録。

どれもが驚くばかりですね。

人間の長寿の可能性はこれからさらに伸びていくのかもしれないですね。

びっくり情報満載でしたが、健康長寿を目指すきっかけになれば嬉しいです。

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